首都圏周辺の山の積雪状況は?各地の最新概況【3月7日更新】
3月3日(月)から4日(火)にかけて、関東甲信地方を中心に雪が降り、平野部でも高速道路では予防的通行止めなどが実施されたが、山の状況はどうだろう。現在集まっている各地の山岳最新情報をもとに、概況をお伝えする。
構成=山と溪谷オンライン トップ写真=3月5日時点の高尾山山頂(高尾ビジターセンター)
寒暖差の大きい季節のため、状況は日ごとに変わると思われる。事前に最新情報を確認して装備や計画を考えたい。また、雪により登山道がわかりづらくなっていたり、降った雪の重みで木の枝が折れている場合もあるので、充分注意のこと。
【高尾山(たかおさん)】
3月5日(水)時点、高尾山ビジターセンターによると、高尾山山頂の雪はかなり解けているが、道脇や日陰には残っている場合があるとのこと。
【奥多摩/七ツ石山(ななついしやま)】
3月5日(水)時点、七ツ石小屋によると小屋の周辺で25cm程度。登山道には積雪があるので、チェーンスパイクは必ず携行し、スパッツもあると便利とのこと。
【丹沢/蛭ヶ岳(ひるがたけ)】
3月5日(水)時点、蛭ヶ岳山荘によると、蛭ヶ岳山頂は積雪10cmほど。雪原のようで、吹きだまりは膝下くらいとのこと。
【三ツ峠山(みつとうげやま)】
3月5日(水)時点、三つ峠山荘によると、登山道は雨を含んだベタ雪で歩きにくい状態。倒木も確認されたとのこと。
【奥多摩】
3月7日(金)時点、奥多摩ビジターセンターによると、好天で融雪が進んでいて奥多摩駅周辺の残雪はなく、三頭山(みとうさん)の森林館周辺で0~10cm程度。3月8日(土)午後から日曜日に崩れるため、また降雪があるかもしれないとのこと。雲取山への鴨沢ルートは積雪10cm、雲取山荘前は30cm程度。
【奥秩父/瑞牆山(みずがきやま)・金峰山(きんぷさん)】
3月7日(金)時点、 瑞牆山荘によると、まだまだ真冬で登山道には積雪、凍結があり、瑞牆山は8本爪~爪の多いアイゼンがよく(チェーンスパイクや4本爪では不足)、合わせてストックがあるとよいとのこと。金峰山は前爪のあるアイゼン+ピッケルが必要で、ストックでは不足とのこと。
積雪情報概況
積雪の状況は日ごとに変化します。安全な雪山登山は情報収集から。全国各地の雪山から、最新の積雪情報をお届けします。
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