【駅からハイク】3時間以内で新緑を楽しむ東京周辺の里山低山8選
新緑の時期は、ハイキングには絶好の季節。近場で気軽に自然を満喫したい!という方のために、歩行時間は最大でもトータル2~3時間程度、標高差も少ない東京周辺のライトな里山・低山をピックアップ。初夏は、気温が高くなる前の午前中にさっと登って、午後はゆっくりするプランがオススメ。
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大磯丘陵の一角で山と海の大パノラマを満喫湘南(しょうなん)アルプス
神奈川県大磯町/180m(湘南平)・181m(浅間山)・168m(高麗山)
相模湾に面した大磯の町の背後に、一つの大きな丘陵がある。高麗山(こまやま)や湘南平(しょうなんだいら)が連なっており、近年は湘南アルプスともいわれるようだ。湘南平は山頂部まで車やバスでアクセスでき、大展望が広がるため、観光地としても知られている。ハイキングコースも整備され、標高も高くないので子ども連れなどさまざまなハイカーに歩かれている。
大磯駅をスタートし、高来(たかく)神社から山道に入る。ここから道は、男坂・女坂などいくつも分かれているので、好きな道を選べる。高麗山の山頂は展望がないが、小広いので休憩によい。気持ちよい雑木林のアップダウンを進むと浅間山(せんげんやま)。ここから少し下って登り返せば湘南平の山頂部に飛び出す。展望塔に上がれば、江ノ島、伊豆大島、伊豆半島、富士山、丹沢山地と三六〇度のすばらしい眺め。
下りは、南側の駐車場脇から関東ふれあいの道をたどると、すぐに市街地に下り立つ。別の手段としては湘南平の東側分岐に戻り、南側の高田公園方面に下ることもできる。より長く山道を歩け、楊谷寺谷戸横穴群(ようこくじやとおうけつぐん)へ寄り道もできるので、こちらもおすすめだ。
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今がいい山、棚からひとつかみ
山はいつ訪れてもいいものですが、できるなら「旬」な時期に訪れたいもの。山の魅力を知り尽くした案内人が、今おすすめな山を本棚から探してお見せします。
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