【駅からハイク】3時間以内で新緑を楽しむ東京周辺の里山低山8選
新緑の時期は、ハイキングには絶好の季節。近場で気軽に自然を満喫したい!という方のために、歩行時間は最大でもトータル2~3時間程度、標高差も少ない東京周辺のライトな里山・低山をピックアップ。初夏は、気温が高くなる前の午前中にさっと登って、午後はゆっくりするプランがオススメ。
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多摩川を見下ろすハイキング 羽村草花丘陵(はむらくさばなきゅうりょう)
東京都羽村市・あきる野市/浅間岳(235m)
羽村草花丘陵は多摩川の西岸に段丘状に連なり、一帯が都立自然公園となっている。草花というかわいらしい名前は、付近の地名に由来する。車道歩きやゴルフ場があり、市街地の雰囲気から抜けきれないが、丘陵上からは羽村の町並みや多摩川、玉川上水取水堰の見晴らしがよい。
福生(ふっさ)駅から出発し、多摩川を渡って草花神社へ。雑木林を歩き、ほどなく大澄山(だいちょうざん)に着く。なだらかに下って竹林を過ぎ、都道の交差点を渡って路地を進むと、丘陵一帯に広がるゴルフ場の脇に出る。ここからはゴルフ場沿いをたどる。所々展望が開け多摩川方面が見えるが、東側は崖なので近づかないよう注意。
本コース最高地点、標高235mの浅間岳(せんげんだけ)に着く。ハイキングコースのすぐそばにゴルフ場があるのは、都市部の丘陵独特の光景だ。ここから羽村側に下る。途中の羽村神社からは市街地が一望の下。滑りやすい道を注意して下って、羽村市郷土博物館に到着。郷土資料のほか、羽村出身の作家・中里介山(なかざとかいざん)についての資料も展示されているので、ぜひ立ち寄っていこう。多摩川を渡り、玉川上水の羽村取水堰を見学し、羽村駅へと向かう。
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今がいい山、棚からひとつかみ
山はいつ訪れてもいいものですが、できるなら「旬」な時期に訪れたいもの。山の魅力を知り尽くした案内人が、今おすすめな山を本棚から探してお見せします。
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