【駅からハイク】3時間以内で新緑を楽しむ東京周辺の里山低山8選
新緑の時期は、ハイキングには絶好の季節。近場で気軽に自然を満喫したい!という方のために、歩行時間は最大でもトータル2~3時間程度、標高差も少ない東京周辺のライトな里山・低山をピックアップ。初夏は、気温が高くなる前の午前中にさっと登って、午後はゆっくりするプランがオススメ。
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登りやすい2つの山をつなぐ天覧山(てんらんざん)・多峯主山(とうのすやま)
埼玉県飯能市/197m(天覧山)・271m(多峯主山)
天覧山は、埼玉県飯能(はんのう)市の市街地の背後にこんもりと見える山。標高197mの低山ながら、飯能市街地を見下ろす展望がすばらしい。登山道は散策路のようで、初心者でも歩きやすい。せっかくなので、隣にある多峯主山(とうのすやま)まで足を延ばしてみよう。ヤマタイムの計画モードで見てみると、飯能駅から多峯主山までの往復でも約2時間半の行程だ。
天覧山山頂から一度下り、穏やかな谷戸を抜けて見返り坂から登り坂へ。急な箇所はないが、登りが続くので休み休み歩こう。着いた山頂からは奥武蔵の山々が見渡せる。
帰路はいろいろな道が選択できるが、もと来た道を戻り谷戸から市街地に下る。登下山口付近には、飲食店や鉄腕アトム像のある中央公園があるので立ち寄ってみるのもよい。
ちなみに多峯主山は、柏木山(かしわぎやま)・龍崖山(りゅうがいさん)とあわせて飯能三山と呼ばれている。これらをつなぐと歩きごたえのあるコースとなる。ヤマタイムの計画モードで見てみると、飯能駅から天覧山・柏木山・龍崖山をめぐり、美杉台ニュータウンバス停まで約5時間だ。
柏木山・龍崖山だけだと、永田大杉バス停を起点に約3時間半。こちらもおすすめだ。飯能周辺は手ごろな低山や登山コースが多いので、ヤマタイム地図の計画モードでいろいろ検討してみよう。
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今がいい山、棚からひとつかみ
山はいつ訪れてもいいものですが、できるなら「旬」な時期に訪れたいもの。山の魅力を知り尽くした案内人が、今おすすめな山を本棚から探してお見せします。
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