ヒマラヤ遠征隊 裏話と回想録『追憶のヒマラヤ マカルー裏方繁忙録一九七〇』
1970年に、日本山岳会東海支部はマカルー(8481ⅿ)未踏の難ルートから登頂に成功した。日本山岳会の会長も務めた著者による裏話を交えた回想録。
山に関する新刊の書評を中心に、山好きに聞いたとっておきもご紹介。
ヒマラヤ遠征隊 裏話と回想録『追憶のヒマラヤ マカルー裏方繁忙録一九七〇』
1970年に、日本山岳会東海支部はマカルー(8481ⅿ)未踏の難ルートから登頂に成功した。日本山岳会の会長も務めた著者による裏話を交えた回想録。
たとえ低山でも手応え十分! より充実した日帰り登山の可能性を示す『続 藪岩魂』
低山専門山岳ライターの打田鍈一氏が贈る、渾身のハイグレード・ハイキングガイドブック「藪岩魂」に待望の続編登場! 思い出に残る楽しい「寂名山」への登山への取り組み方を指南します。
修行の向こう側を垣間見る 『現代山岳信仰曼荼羅』
20年以上に渡り、各地の霊山で修験道を取材・撮影してきた著者による渾身のフォト・ ルポルタージュ。
鳥海山の魅力を伝える写文集 『鳥海山を登る』
東北の名山・鳥海山。その魅力を伝えるフォトエッセイ。
コロナ禍の山小屋の今 『ドキュメント 山小屋とコロナ禍 山小屋の〈未来〉を展望する』
新型コロナウイルスは山小屋にも甚大な影響を及ぼした。山小屋へのインタビューを通じて、コロナ禍の山小屋の実情を伝える一冊。
筋金入りアゲイン『南島探検 西表島の沢を歩きつくす』
イリオモテヤマネコ研究の第一人者が西表島の沢を再訪する山行記。フリーライターの長谷川哲さんの書評です。
等身大の姿をあぶりだす『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』
エベレスト登頂への挑戦を続け、2018年に滑落死した栗城史多さん。関係者への取材を通じて、彼の等身大の姿に迫るノンフィクション。山岳ライター森山憲一さんによる書評です。
より深く学ぶ『雪崩事故事例集190』
雪山に入るなら、雪崩には備えておきたい。過去30年間、190事例を検証した事例集に学ぶ。フリーライターの羽根田治さんによる書評。
「関わり」から考える人生論 『そこにある山 結婚と冒険について』
冒険家の角幡唯介氏が自身の結婚を掘り下げ、考察する。イラストレーターの服部小雪さんによる書評。
垂直と水平 二つの旅『山の旅人 冬季アラスカ単独行』
冬のデナリ登山、アラスカ徒歩縦断、二つの旅の記録。山岳ガイド・黒田誠さんによる書評です。