憧れの白馬三山~不帰ノ嶮、高山植物が最も美しい7月に人気ルートを堪能しよう
白馬大雪渓を登りつめ、白馬岳から不帰ノ嶮を進んで唐松岳へと縦走するルートは、登山愛好者なら一度は経験したい憧れのルートだ。夏の間ならいつでもベストシーズンだが、せっかくなら一番山が美しい7月中旬頃はいかが?
山はいつ訪れてもいいものですが、できるなら「旬」な時期に訪れたいもの。山の魅力を知り尽くした案内人が、今おすすめな山を本棚から探してお見せします。
憧れの白馬三山~不帰ノ嶮、高山植物が最も美しい7月に人気ルートを堪能しよう
白馬大雪渓を登りつめ、白馬岳から不帰ノ嶮を進んで唐松岳へと縦走するルートは、登山愛好者なら一度は経験したい憧れのルートだ。夏の間ならいつでもベストシーズンだが、せっかくなら一番山が美しい7月中旬頃はいかが?
北海道の原風景が広がる十勝連峰・原始ヶ原へ――、花の百名山・富良野岳から縦走
「原始ヶ原」、そんな魅力的な名前の場所が、十勝連峰・富良野岳の南麓に広がる。北海道の雄大な山々に抱かれた標高1000m付近に広がるり、その名の通り原始的な風景が広がっていて木道さえ整備されていない。
夏だ、北アルプスの王道の縦走コースを歩こう! 人気の憧れの縦走コースを行く
人気の高い北アルプスの中でも、とくに人気の縦走コースをご紹介。それぞれのコースを繋いで、縦走登山を楽しもう!
盛夏の強い日差しにヤマユリが揺れる神奈川県・弘法山。木陰に涼みながら心地よい汗を流す
照りつける強い日差しの中、近郊の低山でも夏山を満喫できる場所がある。丹沢の山麓から連なる、標高300mにも満たない弘法山は、盛夏に咲くヤマユリが登山道沿いに咲き、心と体を癒やしてくれる。
山開き直後の南アルプス・北岳――、固有種キタダケソウ、大樺沢の雪渓歩きなど魅力がいっぱい
日本第2の高峰である南アルプス・北岳は、例年、6月下旬に入山口の広河原までの道路が開通して登山シーズンが始まる。その瞬間は一段と輝く時期で、固有種のキタダケソウの開花、百花繚乱の高山植物、雪渓歩きと、たくさんの山の魅力が詰まっている。
貴重なヒメサユリ咲く浅草岳へ――、鬼ヶ面山コースの豪快な断崖絶壁を歩く
新潟県と福島県の県境、豪雪地帯で知られる浅草岳は、6月も下旬に差し掛かる頃になって、ようやく登山道の雪が消える。そしてその頃は、この地域周辺だけに咲く準絶滅危惧種のヒメサユリが稜線を彩る。美しいブナの新緑や豪快な断崖絶壁――、美しい風景が堪能できる。
期間限定の三笠新道へ! 大雪高原温泉沼めぐりから、ヒグマが出没する前だけ通れる三笠新道で高根ヶ原・緑岳へ
春の訪れの遅い北海道・大雪山系でも、6月に入れば雪融けが進み、入山できるようになる場所も増えてくる。例年、6月10日頃から入山できるようになる大雪高原温泉からは、大雪高原温泉沼めぐりコースを経て、この時期限定で三笠新道へと進むことができる。
6月の入笠山――、100万本のスズランをはじめ類を見ないほどの花の宝庫に巡り会える場所
梅雨入り前後の時期は、花が咲き誇り、新緑が美しい山が多く目移りしてしまう。そんな中で、南アルプスの北端に位置する入笠山は、ゴンドラで標高1800m近くまで登れる手軽さに加え、他に類を見ないほどの花の宝庫に巡り会える場所だ。
夏は憧れの3000m峰へ――、ですが、「あと少し」の山も魅力的です!
難易度・存在感は3000m峰オーバーな、3000m未満の山々をご紹介!
夏の賑わい前に、残雪残るエメラルドグリーンの白馬大池へ ~白馬大池、白馬乗鞍岳、船越ノ頭、栂池自然園~
北アルプス・白馬周辺に本格的な登山シーズンが訪れるのは雪が融ける梅雨の時期が開けてから。しかし、雪になれた登山者なら6月初旬~中旬はオススメだ。白馬大池はエメラルドグリーンに輝き、たくさんの高山植物が顔を出す。