さむ~い雪山をあったか~くする。雪山を愛する人たちのとっておき雪山ごはんレシピ!
冬型がばっちり決まり、日本海側ではどっさり雪が降っておりますが、みなさま、雪山を満喫されていますか。まだ体が雪山の寒さに慣れておらず、凍える思いをするテント生活。唯一の楽しみと言っていいのが、雪山ごはんです。
写真/澤木央子、加戸昭太郎 文/ワンダーフォーゲル編集部
体を芯から温めてくれるのが雪山ごはん!
雪山には水が流れていませんから、雪を溶かして水を作ります。雪を溶かすには燃料を使います。貴重な燃料を使って水を作るわけですから、雪山では水は貴重なのです。おのずから、雪山レシピは燃料も水もなるべく使わない省エネ節水レシピとなります。ここでは、雪山を愛する3人のレシピを紹介します。
雪山ごはんレシピ①
山岳ライター・小林千穂さんのすいとん
雪山でよくやる麺や鍋ではなく、すいとんというのが意外で喜ばれるそう。すいとんの素はファスナー付き密封袋に入れて持参。水を加えて練り、袋の端を切って鍋に絞り出します。
雪山ごはんレシピ②
ジオグラフィカ・松本圭司さんの肉うどん
家で豚バラ肉ときのこを炒めて持参するのがポイント。山ではめんつゆを水で割った汁を沸かすだけ。肉とうどんを煮込んで出来上がり。豚バラ肉の脂が膜になり、いつまでも汁が温かいのがうれしい!
雪山ごはんレシピ③
童人トマの風・佐貫悦子さんのガパオライス
水と燃料のさらなる節約ができるこのレシピ! 野菜とサラダチキンを炒めてガパオの素を加えればおかずの出来上がり。白飯に添えてどうぞ。
さらに詳しい作り方やポイントを知りたい方は、発売中のワンダーフォーゲル12月号の「食のアイデア」をご覧ください。3つのレシピのほかにもたくさんの食事&行動食を紹介しています。
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隔月で発行の雑誌、『ワンダーフォーゲル』。注目の特集記事や取材裏話など、雑誌編集部からとっておきの山の話を、神出鬼没に紹介!