大河ドラマ「真田丸」スペシャル! 真田氏ゆかりの地、ドラマ登場の山に行ってみよう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

目次

武田家滅亡の引き金となった、裏切りの場所・岩殿山

真田家のゆかりの地ではないが、山梨県・岩殿山は「真田丸」の第一話に登場する、歴史が大きく動いた地だ。

武田氏領地への織田軍の侵攻に、武田勝頼は難攻不落の岩殿山城に立て籠もって迎え撃つことを決断。

落成目前の新府城を焼き捨てて移動するが、待っていたのは家臣であり城主の小山田信茂の裏切りだった。

勝頼一行は城内に入場できずに行き場を失い、部下の離反も相次ぎ、天目山で追い詰められ自害。領主を失った真田家は、独立して大名への道を進む――。そんな歴史が残る場所だ。

岩殿山の山容を望む(写真:Bergenさんの登山記録より)

岩殿山は中央線・大月駅から見える岩山で、切り立った崖はひと目で確認できる。富士山を望む優れた景観がある場所として認定される「秀麗富嶽十二景」にも選ばれる場所だ。

天然の要害の場所なので、登山道は険しい。「兜岩」「稚児落とし」などの場所は特に険しく、鎖場やロープもかかるスリルある箇所もある。

行程・コース

最適日数:日帰り 4時間45分
総歩行距離:8,673m /上り標高: 872m 下り標高: 872m
行程:大月駅(08:00)・・・登山口(08:20)・・・畑倉ルート登山口(09:00)・・・岩殿山(09:40)・・・天神山(10:50)・・・稚児落とし(11:15)・・・浅利川の橋(12:00)・・・浅利公民館前バス停(12:15)・・・大月駅(12:45)
高低図

関連する登山記録

3 4 5 6 7

目次

今がいい山、棚からひとつかみ

山はいつ訪れてもいいものですが、できるなら「旬」な時期に訪れたいもの。山の魅力を知り尽くした案内人が、今おすすめな山を本棚から探してお見せします。

編集部おすすめ記事