花の季節の前奏曲、カタクリの花が咲く山へ
早い場所では3月中旬から咲き始めるカタクリ。カタクリ群生地がある山を全国から8山紹介する。今シーズンは花期が早い可能性もあるのでご注意を。
構成=山と溪谷オンライン
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鳩吹山 名古屋からのアクセスがよく、展望も抜群(岐阜)
愛知県との県境、岐阜県可児市にある鳩吹山。カタクリの群生地は登山口付近にあり、あまり登らなくても見られるので登山者以外にも人気がある。見頃は3月中旬から4月上旬まで。
鳩吹山のカタクリ(写真=次郎さんの登山記録より)
標高313mと低山ながら山頂は展望がよく、木曽川や遠くに御嶽山、アルプスの山も望める。
サクラやツツジなども合わせて楽しめるので、花期は多くの登山者でにぎわっている。登山口周辺に駐車場は複数あるが、シーズン中は満車になることもあるので、可児川駅からのアクセスがおすすめだ。
継鹿尾山方面へ縦走もできるので、体力に合わせて計画してみてもいいだろう。
行程・コース
最適日数:日帰り 2時間40分
総歩行距離:10,200m /上り標高: 640m 下り標高: 640m
行程:可児川駅・・・カタクリ群生地・・・カタクリ登山口・・・鳩吹山・・・大脇登山口・・・可児川駅
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