花の季節の前奏曲、カタクリの花が咲く山へ
早い場所では3月中旬から咲き始めるカタクリ。カタクリ群生地がある山を全国から8山紹介する。今シーズンは花期が早い可能性もあるのでご注意を。
構成=山と溪谷オンライン
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毛無山 展望もよい県境の山(岡山・鳥取)
岡山と鳥取の県境に位置する毛無山(けなしがせん)・白馬山は、自然豊かで展望の山として知られる。季節を問わず楽しめ、春の花、初夏の新緑、秋の紅葉、さらには雪の季節でも雪山登山・スノーシューハイキングが楽しめる。
登山道沿いには、たくさんのカタクリが咲く(写真=大山クガイソウさんの登山記録より)
春はカタクリの山として人気がある。カタクリは4月の中旬から5月上旬にかけて、毛無山と白馬山の稜線の途中「カタクリ広場」に群生していて、カタクリの可憐な姿とともに、大山などの中国地方の山々の展望のほか、晴れれば日本海や壱岐まで見渡せる。
行程・コース
最適日数:日帰り 3時間10分
総歩行距離:6,163m /上り標高: 656m 下り標高: 656m
行程:毛無山ビジターセンター(08:00)・・・毛無山(09:20)・・・カタクリ広場(09:40)・・・白馬山(10:20)・・・毛無山ビジターセンター(11:10)
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