新緑の時期も「安近短」の山へ!トータル3時間以内で楽しむ東京近郊の里山低山10選

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新緑の時期は、ハイキングには絶好の季節。近場で気軽に自然を満喫したい!という方のために、歩行時間は最大でもトータル2~3時間程度、標高差も少ない東京近郊のライトな里山・低山をピックアップ。初夏は、気温が高くなる前の午前中にさっと登って、午後はゆっくりするプランがオススメ。(※本記事は『ゴールデンウィークは「安近短」の山へ!トータル3時間以内で楽しむ東京近郊の里山低山7選』に3コースを加えて再編集したものです)

目次

丹沢前衛の低山ハイキング権現山(ごんげんやま)・弘法山(こうぼうやま)

神奈川県秦野市/243m(権現山)・235m(弘法山)

展望台のある権現山の山頂(写真=S-TAROUさん)

権現山と弘法山は小田急線秦野駅の北東に位置し、桜の名所としてもよく知られ、四季を通じて人気が高い。ここから吾妻山、鶴巻温泉までつなぐコース。

秦野駅から水無川沿いに歩き、弘法山公園入口から登る。急な階段をがんばり、浅間山(せんげんやま)を越えて権現山へ。権現山山頂には展望台があり、広々としているのでよい休憩ポイントだ。馬場道とも呼ばれるなだらかな道を弘法山へ向かう。一帯はサクラの時期には、ピンク色の回廊となる。弘法山からは一度下って善波峠(ぜんばとうげ)へ登り返す。樹林の道をたどって吾妻山(あづまやま)を越え、鶴巻温泉に下る。

古くからの道が通る善波峠の切り通し(写真=あーさん)

なお近年、ヒルが出没することもあるようなので、湿気の多い時期や天候、および雨上がりの日は避けるなど注意したい。

行程・コース

最適日数:日帰り 2時間25分
総歩行距離:7,469m /上り標高: 334m 下り標高: 409m
行程:秦野駅(08:00)・・・弘法山公園入口(08:20)・・・権現山(08:50)・・・弘法山(09:05)・・・善波峠(09:25)・・・吾妻山(10:00)・・・鶴巻温泉駅(10:25)
高低図
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