鉄道×紅葉×登山! 鉄道カメラマンがおすすめする紅葉の名路線と登山コース5選

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文・写真(路線紹介)=山崎友也、文(山紹介)=山と溪谷オンライン

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気軽に行ける!紅葉は抜群! JR中央本線に乗って甲州高尾山(こうしゅうたかおさん)へ

 10月下旬~11月中旬

都心から気軽に自然豊かな路線へJR東日本・中央本線

JR東日本・中央本線

中央本線沿線は登山に適した山がたくさんあり列車の本数も多いことから、気軽に紅葉登山が楽しめる。車窓の見どころは、東京と神奈川の県境に位置する小仏(こぼとけ)峠から笹子(ささご)峠を越えて甲州盆地へと抜けたあたり。急峻や山々に挟まれた隙間を縫うように走っているため四季折々の景色が堪能できるが、なんといっても錦繍に彩られるこの時期は格別だ。特に四方津(しおつ)駅を通過して最初のトンネルを抜けたあとに渡る鉄橋からの眺めがすばらしい。ただし鉄橋を渡る時間は一瞬なので、見逃し注意。

錦秋の世界が待ち構える笹子峠付近。甲斐大和~勝沼ぶどう郷
錦秋の世界が待ち構える笹子峠付近。甲斐大和~勝沼ぶどう郷
笹子トンネルを抜けると一瞬日川と並走する。甲斐大和~勝沼ぶどう郷
笹子トンネルを抜けると一瞬日川と並走する。甲斐大和~勝沼ぶどう郷

高原のような尾根道を歩いて甲府盆地を見下ろす甲州高尾山(こうしゅうたかおさん)
山梨県/1160m

写真= Bergen

勝沼ぶどう郷の東にそびえる里山。懐には、修験の場となっていた大滝不動尊がある。もともとは里山らしい木々に覆われた山で、展望は望めない山であったが、山火事によって大きく森林を焼失したことで、眼下に甲府盆地を一望できる展望の山となった。大滝不動尊からの往復コースや勝沼ぶどう郷駅を起点に周回することもできる。行程に余裕があれば、横の棚横手山(たなよこてやま)に足を延ばすこともできる。下山後は地元で作られたワインを飲んで帰路につくのもいいだろう。

MAP&DATA

高低図
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最適日数:日帰り
コースタイム: 5時間33分
行程:勝沼ぶどう郷駅・・・大滝不動尊前宮・・・三滝橋・・・大滝不動尊・・・富士見台分岐・・・甲州高尾山・・・宮宕山・・・車道・・・柏尾山・・・大善寺・・・勝沼ぶどう郷駅
総歩行距離:約11,800m
累積標高差:上り 約983m 下り 約983m
コース定数:24
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