
鉄道×紅葉×登山! 鉄道カメラマンがおすすめする紅葉の名路線と登山コース5選
文・写真(路線紹介)=山崎友也、文(山紹介)=山と溪谷オンライン
浅草から1本。温泉も楽しめる奥地で山登り。野岩鉄道・会津鬼怒川線に乗って芝草山(しばくさやま)へ
紅葉の見頃 10月中旬~11月上旬
特急に乗れば浅草駅から一本で日光の山奥に野岩鉄道・会津鬼怒川線
栃木百名山にも選ばれ、別名「三依富士」(みよりふじ)とも呼ばれる芝草山へのアプローチは、野岩鉄道(やがんてつどう)の中三依温泉(なかみよりおんせん)駅からが一般的だ。野岩鉄道は東武鉄道の鬼怒川線とつながっており、特急列車は浅草駅からも乗り入れているため、乗り換えすることなくアクセスでき大変便利。しかしながら山中を貫くように線路が敷かれているためトンネルが多く、景色が開ける区間はわずかである。その反面、トンネルを抜けるたびに異なる風景と色彩が味わえるので、旅人の目を飽きさせない。
往復約5時間。下山後はそのまま温泉へ芝草山(しばくさやま)
栃木県/1342m
栃木県日光市にある山で、中三依温泉から見ると円錐の美しい山容が目立つ。野岩鉄道・中三依温泉駅から、渓谷美が楽しめる入山沢林道を経て、往復5時間程度で登れる。
山頂は双耳峰になっているが、南側のピークから先は不明瞭となっている。山頂からの展望は樹木に囲まれていて、展望はあまり期待できないが、登山道途中の大岩などから望むことができる。下山後は中三依温泉・男鹿の湯で汗を流せるほか、キャンプ場やコテージもあるため、のんびり1泊して帰ればより充実した旅になるだろう。
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