テントみたいに使えるハンモック! ENO/スカイライトハンモック|高橋庄太郎の山MONO語りVol.112

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使用するハンモック泊装備一式

前置きがだいぶ長くなってしまったが、ここから詳しく説明していきたい。

以下は今回の“ハンモック泊”のテストに使用した装備一式だ。

ENO/スカイライトハンモック

いちばん大きなものが、メインの「スカイライトハンモック」。次に大きなものが、「プロフライXL シル レイン タープ」。それらふたつの上に乗っている最も小さいものが、「ヘリオス ウルトラライト ハンモックストラップ」だ。

ハンモックとタープはほとんど同色で、どちらもモスグリーン。しかし、この色は写真に撮ると光によってカーキにもグレーにも見え、画像では再現しにくいのが難点だ。ここで使った画像はそれぞれグリーンにもカーキにもグレーにも見えるかもしれないが、実際はすべて同じ色だと考えてほしい。

「スカイライトハンモック」は本体に加え、2本のポールがセットになっている。

ENO/スカイライトハンモック

そう、ハンモックなのにポールがなぜか付属しているのである。

このポールは以下のような位置で、ハンモックの両端に組み合わせる。

ENO/スカイライトハンモック

なお、スカイライトの使用時の面積は2.1×1m。収納時のサイズは38×11×11cm。素材は40デニールの NewWaveナイロンとSkyWeaveLiteメッシュで、重量は907gとなっている。耐荷重は113kgだ。

ENO/スカイライトハンモック

ポールはハンモックの両側のスリットに通し、コードに引っ掛ける。

ENO/スカイライトハンモック

実に簡単な仕組みである。

このハンモックを木に吊るすために使うのが、「ヘリオス ウルトラライト ハンモック ストラップ」。

ENO/ヘリオス ウルトラライト ハンモック ストラップ

2本セットで重量122g。耐荷重は136kgだ。

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プロフィール

高橋 庄太郎(たかはし・しょうたろう)

宮城県仙台市出身。山岳・アウトドアライター。 山、海、川を旅し、山岳・アウトドア専門誌で執筆。特に好きなのは、ソロで行う長距離&長期間の山の縦走、海や川のカヤック・ツーリングなど。こだわりは「できるだけ日帰りではなく、一泊だけでもテントで眠る」。『テント泊登山の基本テクニック』(山と溪谷社)、『トレッキング実践学』(ADDIX)ほか著書多数。
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高橋庄太郎の山MONO語り

山岳・アウトドアライター、高橋庄太郎さんが、最新山道具を使ってレポートする連載。さまざまな角度からアウトドアグッズを確認し、その使用感と特徴を余すことなくレポート!

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