春の低山を金色に染める花。ミツマタ群生地を訪ねるハイキングコース【関東編】

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和紙の原料として各地で栽培されてきたミツマタは、ジンチョウゲ科の植物。春に黄色のかわいらしい花を咲かせる。群生地では一面が金色に染まり、独特の美しさを作り出す。3月中旬から4月上旬にかけてミツマタの花を楽しめる、関東周辺の低山コースを紹介しよう。

構成=山と溪谷オンライン、トップ写真=Yamakaeru(屋敷山のミツマタ)

目次

ミツマタ越しに丹沢湖と富士山を望む ミツバ岳・権現山(みつばだけ・ごんげんやま)

神奈川県山北町/835m

丹沢湖の北に位置する低山で、花好きには知られた隠れ名山。ミツマタは山裾近く人工林の林間に咲くほか、ミツバ岳山頂付近、権現山への登山道沿いなど、登山コース中に点在している。黄色の可憐な花越しに眺める丹沢湖の緑の湖面や白い富士山も美しい。

ミツマタ越しに見る富士山(写真=yata)
ミツマタ越しに見る富士山(写真=yata

公共交通でアクセスするなら、浅瀬入口バス停からミツバ岳・権現山へとミニ縦走を楽しむプランがおすすめ。バス停から車道を歩き、滝壷橋の登山口から入山する。マイカー利用ならすぐそばに駐車場がある。人工林の急斜面につけられたつづら折りの道を登っていくと、お待ちかねのミツマタの花に出合えるはずだ。

遠くに丹沢湖を望む(写真=あー)
遠くに丹沢湖を望む(写真=あー
スミレなどにも出合える(写真=あー)
スミレなどにも出合える(写真=あー

MAP&DATA

高低図
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最適日数:日帰り
コースタイム: 4時間30分
行程:浅瀬入口・・・滝壺橋・・・大出山(ミツバ岳)・・・権現山・・・二本杉峠・・・細川橋
総歩行距離:約8,200m
累積標高差:上り 約1,017m 下り 約994m
コース定数:21
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