筑波山――首都圏からの日帰り登山にオススメ! 眺望、パワースポットめぐり、自然観察、古道歩きを楽しむ

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文・編集=鈴木志野

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つつじヶ丘から筑波山を楽しもう。おたつ石~白雲橋~迎場コース

筑波山の東麓、女体山側にかかるロープウェイ乗り場のつつじヶ丘から登る、おたつ石コースを使って登るコースだ。なお、「おたつ」とはガマガエルのことで、つつじヶ丘には遊戯施設「ガマランド」があるので、話の種にのぞいてみるのもよい。また、筑波山名物「ガマの油」も、ぜひ目を通しておきたい。

つつじヶ丘はその名のとおり、5月にはツツジが美しいことで定評があり、おたつ石コースには多くのツツジが咲く。登り始めはつつじヶ丘高原まではコンクリートの道や階段が続く。つつじヶ丘高原は、東屋やベンチがあり眺望も楽しめるので休憩におすすめだ。

ツツジが咲く、5月のおたつ石コース(写真/Yuji-kunさん

つつじヶ丘に戻る場合は、白雲橋コースに合流する弁慶茶屋跡に向かい、女体山山頂、御幸ヶ原、男体山山頂へと進む。下山はそのまま同じ道を通ってもよいが、弁慶茶屋から白雲橋コースを下り、酒迎場を大洗神社方向に進む舗装された迎場コースを行き、つつじヶ丘に戻るのもよいだろう。

行程・コース

最適日数:日帰り 4時間15分
総歩行距離:7,112m /上り標高: 830m 下り標高: 830m
行程:つつじヶ丘(08:00)・・・弁慶茶屋跡(08:40)・・・女体山(09:20)・・・御幸ヶ原(09:35)・・・男体山(09:50)・・・御幸ヶ原(10:00)・・・弁慶茶屋跡(10:45)・・・酒迎場(11:25)・・・大洗神社(11:50)・・・つつじヶ丘(12:15)
高低図
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