筑波山――首都圏からの日帰り登山にオススメ! 眺望、パワースポットめぐり、自然観察、古道歩きを楽しむ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

文・編集=鈴木志野

目次

梅林や林道歩きを楽しむ中腹一周コースは、リピーターにおすすめ

筑波山の楽しみ方は、山頂に立つことばかりではない。筑波山の中腹を巡るコースは、梅・新緑・紅葉の時期に合わせて訪れたい場所で、神域として保護されてきた筑波山の自然を心ゆくまで楽しめる。一周するのは時間がかかるので、それぞれの見どころを確認しながら、よい時期を狙って訪れたい。

筑波山神社入口バス停からスタートして西側周りで進むと、まずは筑波山梅林が広がる。梅の時期にはぜひ訪れたい場所だ。その先は林道酒寄線出合と鬼ヶ作林道出合を経て薬王院コースとの分岐へと進む。

梅の季節にぜひ訪れたい筑波梅林(写真/カピトラさん

さらに大滝不動や春にはカタクリやニリンソウの花が美しい筑波高原キャンプ場(冬季閉鎖)、土俵場、つつじヶ丘などの名所を経て筑波神社入口バス停へ戻るコースを1周歩くと、約5時間となる。

周回コースなので出発地点のアレンジがしやすく、標高差も小さく整備された道も多いので歩きやすい。

行程・コース

最適日数:日帰り 5時間0分
総歩行距離:15,343m /上り標高: 877m 下り標高: 877m
行程:筑波山神社入口バス停(08:00)・・・あずまや(08:15)・・・林道酒寄線出合(09:15)・・・鬼ヶ作林道出合(09:45)・・・薬王院コース出合(09:55)・・・大滝不動(10:19)・・・男の川橋(10:22)・・・筑波高原キャンプ場(10:42)・・・土俵場(10:54)・・・林道ゲート(11:02)・・・つつじヶ丘(12:02)・・・大洗神社(12:22)・・・酒迎場(12:42)・・・筑波山神社入口バス停(13:00)
高低図
詳細を見る

関連する登山記録

3 4 5 6 7

目次

今がいい山、棚からひとつかみ

山はいつ訪れてもいいものですが、できるなら「旬」な時期に訪れたいもの。山の魅力を知り尽くした案内人が、今おすすめな山を本棚から探してお見せします。

編集部おすすめ記事