山が新緑に輝く季節の到来。山の緑を徹底的に楽しむ登山コース9選

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初夏に差し掛かろうとする今、山肌の色が積雪の白一色から褐色、そして緑色へと急激に変わる季節だ。爽やかな空気、淡い緑の新緑の木々——。どの山に行っても森や草木の緑が最もまぶしく美しいとき。そんな「緑」の色や楽しみ方もさまざま。そこで今回は「ブナ」「カラマツ」「コケ」に注目。それぞれの緑が美しい山をピックアップする。

構成=山と溪谷オンライン トップ写真=PIXTA

目次

「天空のビーチ」だけじゃない魅力満載の山 日向山(ひなたやま)

山梨県/1660m

日向山
白砂のザレが印象的な日向山(写真=つりおね

背後に甲斐駒ヶ岳を仰ぐ位置にある日向山は、大きな山に囲まれて目立たないものの、魅力たっぷりの山だ。よく知られているのは山頂付近の白砂のザレ、通称「天空のビーチ」だが、富士山や南アルプス、八ヶ岳の展望もすばらしい。

また、カラマツ林が尾根一帯に広がり、長い緩やかな尾根道では新緑の美しさを満喫できる。なお、カラマツの新緑は5月中旬~6月中旬。開放感あふれる山頂部で展望を楽しみつつ、新緑のなかを思う存分歩こう。

日向山の尾根道
新緑の中に延びる尾根道(写真=つりおね
日向山から望む甲斐駒ヶ岳
甲斐駒ヶ岳を望む(写真=つりおね

MAP&DATA

高低図
最適日数:日帰り
コースタイム: 5時間0分
行程:尾白渓谷駐車場・・・矢立石駐車場・・・日向山・・・雁ヶ原・・・日向山・・・矢立石駐車場・・・尾白渓谷駐車場
総歩行距離:約7,600m
累積標高差:上り 約978m 下り 約978m
コース定数:22
4 5 6 7 8

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ゴールデンウィークに登りたい山

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