山が新緑に輝く季節の到来。山の緑を徹底的に楽しむ登山コース9選

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初夏に差し掛かろうとする今、山肌の色が積雪の白一色から褐色、そして緑色へと急激に変わる季節だ。爽やかな空気、淡い緑の新緑の木々——。どの山に行っても森や草木の緑が最もまぶしく美しいとき。そんな「緑」の色や楽しみ方もさまざま。そこで今回は「ブナ」「カラマツ」「コケ」に注目。それぞれの緑が美しい山をピックアップする。

構成=山と溪谷オンライン トップ写真=PIXTA

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北八ヶ岳の隠れ名山でコケを楽しむ にゅう

長野県/2352m

にゅう山頂
にゅう山頂(写真=太っちょパパ

コケが美しいことで知られる北八ヶ岳。針葉樹林が広がる一帯はコケの生息環境にぴったりで、林床に広がるコケは一見の価値がある。天候がすぐれずに展望が望めないような日でも(そんなときこそ)、雨や霧に濡れたコケが一層つややかに美しく映える。

林床のコケ
林床のコケ(写真=太っちょパパ

北八ヶ岳・白駒池一帯はどこも苔むした林が多い中が、そのなかでも特にコケが豊富なのが白駒池~にゅう方面の一帯。雪解けの5月上旬から梅雨の間まで、特に緑が映える時期に訪れたい。

500種以上のコケが生育する八ヶ岳
500種以上のコケが生育する八ヶ岳(写真=太っちょパパ
白駒湿原
白駒湿原(写真=太っちょパパ

MAP&DATA

高低図
最適日数:日帰り
コースタイム: 5時間
行程:麦草峠・・・丸山・・・高見石・・・中山・・・にゅう分岐・・・にゅう・・・白駒池南岸・・・白駒荘・・・白駒池分岐・・・白駒池入口・・・麦草峠
総歩行距離:約9,700m
累積標高差:上り 約778m 下り 約782m
コース定数:20
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ゴールデンウィークに登りたい山

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