梅の香りの漂う季節。寒さに負けず春を感じる山の旅へ【東京周辺】

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2月となると、日中は暖かい陽光が差すようになってくる。そんな時期に、春の息吹を真っ先に感じるのが梅の花だ。山腹に広がる梅林で、春の香りと陽だまりを全身で感じられるコースを紹介する。

構成=山と溪谷オンライン、トップ写真=ガバオ(満開の高尾梅林)

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富士山、海、余裕があれば河津桜も楽しみたい曽我梅林(神奈川)

神奈川県小田原市の東、JR御殿場線に添うように連なる丘陵地帯の斜面に広がるのが曽我梅林だ。別所、原、中河原の3つの梅林からなる曽我梅林は、約35,000本もの梅の木が広がり、2月上旬から3月上旬にかけて、梅の香りを周囲に漂わせる。

山の麓に広がる曽我梅林(写真=あーさん

この時期は「曽我別所梅まつり」が開催されにぎわうが、その枝の間からは雪をかぶった富士山、湘南の海、丹沢や箱根の山々の展望も楽しめるので、冬晴れの日にぜひ訪れたい場所だ。

また周囲には河津桜も点在し、開花時期が重なる2月中旬以降は同時に楽しめる。余裕があれば、さらに南へと進んで、松田山の「西平畑公園」の河津桜へと足を延ばすのも楽しい。

⇒松田山のコースはこちら

行程・コース

最適日数:日帰り 3時間45分
総歩行距離:10,541m /上り標高: 526m 下り標高: 539m
行程:上大井駅・・・四季の里・・・浅間山・・・不動山・・・六本松跡・・・八幡社・・・下曽我駅
高低図
コースの詳細を見る

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