梅の香りの漂う季節。寒さに負けず春を感じる山の旅へ【東京周辺】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2月となると、日中は暖かい陽光が差すようになってくる。そんな時期に、春の息吹を真っ先に感じるのが梅の花だ。山腹に広がる梅林で、春の香りと陽だまりを全身で感じられるコースを紹介する。

構成=山と溪谷オンライン、トップ写真=ガバオ(満開の高尾梅林)

目次

関東一品種の多い梅園、宝登山の梅百花園(埼玉)

埼玉県の宝登山(ほどさん)は、梅の山として知られる場所だ。山頂周辺およびその下にある「梅百花園」は1月初旬のロウバイに始まり、その後は170品種といわれる梅が次々と咲いていく。ロウバイの開花が始まれば、3月下旬まではさまざまな形で梅の花を楽しめる場所だ。

ロウバイは1月中旬頃から楽しめる(写真=ぴょんさん

秩父鉄道の野上駅や長瀞駅からアクセスでき、ロープウェイも利用できるので、のんびりファミリーハイクにもおすすめだ。

なお、ロウバイは1月上旬~2月上旬、梅百花園の梅は2月上旬~3月下旬頃が見頃。一足早い春を楽しむにはよい場所だ。

行程・コース

最適日数:日帰り 3時間5分
総歩行距離:8,474m /上り標高: 518m 下り標高: 514m
行程:野上駅・・・萬福寺・・・氷池分岐・・・奈良沢峠・・・毒キノコ看板前・・・宝登山・・・宝登山神社・・・長瀞駅
高低図
コースの詳細を見る

関連する登山記録

1 2 3 4 5

目次

今がいい山、棚からひとつかみ

山はいつ訪れてもいいものですが、できるなら「旬」な時期に訪れたいもの。山の魅力を知り尽くした案内人が、今おすすめな山を本棚から探してお見せします。

編集部おすすめ記事