梅の香りの漂う季節。寒さに負けず春を感じる山の旅へ【東京周辺】

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2月となると、日中は暖かい陽光が差すようになってくる。そんな時期に、春の息吹を真っ先に感じるのが梅の花だ。山腹に広がる梅林で、春の香りと陽だまりを全身で感じられるコースを紹介する。

構成=山と溪谷オンライン、トップ写真=ガバオ(満開の高尾梅林)

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梅の花と海の幸と温泉を楽しみたい、湯河原、幕山・南郷山(神奈川)

相模湾の海からの暖かい風を受け、冬でも温暖な気候に恵まれる神奈川県・湯河原。その背後にそびえる幕山、南郷山の斜面は、2月上旬ごろから梅の花で彩られる。

壮観な景色を見せる満開の幕山梅林(写真=えいちゃんさん

梅林が特に美しいのは幕山山麓にある幕山公園だ。約4,000本の梅が植えられた園内は、ピンク・赤・白などさまざまな梅で彩られる。期間中は『湯河原梅林「梅の宴」』が開催されており、ライトアップが行なわれる期間もあるので注目だ。

湯河原駅からも歩いていける距離なので、海の幸と梅の花、そして温泉を存分に味わいたい。

行程・コース

最適日数:日帰り 3時間29分
総歩行距離:8,165m /上り標高: 790m 下り標高: 717m
行程:宮ノ入橋・・・五郎神社・・・白銀林道出合・・・南郷山・・・自鑑水・大石ヶ平分岐・・・幕山・・・幕山登山口・・・幕山公園バス停
高低図
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