東北の名峰・栗駒山。「神の絨毯」の全山紅葉だけではない、春から秋まで魅力たっぷりの山

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

目次

栗駒山から天馬尾根を経て秣岳へと縦走

紅葉期は大混雑となる栗駒山だが、その喧騒から少し避けることができるのが天馬尾根コースだ。須川温泉から栗駒山へ登った場合、時間と体力のある人は、進路を西側に取って秣(まぐさ)岳を通って周回したい。展望の稜線歩きを楽しめる。

山頂から稜線沿いに西み、展望岩頭ですばらしい展望を堪能したら、そのまま天馬尾根を進んでいく。やがて現われる「しろがね草原」は高山植物も紅葉も魅力的な場所だ。展望も開けていて、登ってきた栗駒山の姿、めざす秣岳の独特の姿が美しく広がる。

しろがね草原の向こうに見えるのが秣岳、独特の景色だ(写真/ブナ太郎さん

秣岳からは須川湖を眼下に眺めながら下山。車道に出たら須川温泉まで歩けば周回となる。もちろん、逆周りで楽しむのもおすすめだ。

行程・コース

最適日数:日帰り 5時間20分
総歩行距離:12,906m /上り標高: 888m 下り標高: 888m
行程:須川温泉(08:00)・・・名残ヶ原(08:16)・・・自然観察路分岐(08:21)・・・三途の川(08:36)・・・産沼(09:11)・・・栗駒山(須川岳)(10:06)・・・須川分岐(10:21)・・・展望岩頭(10:31)・・・秣岳(11:51)・・・下降点(12:06)・・・車道(12:36)・・・須川温泉(13:21)
高低図
詳細を見る

関連する登山記録

1 2 3 4 5

目次

関連記事

編集部おすすめ記事