日本のマッターホルン――、とんがった山に登ろう! 見るからに登りたくなる鋭峰大集合

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空を突くような鋭鋒の代表といえばマッターホルンの名前が挙がる。そんなマッターホルンの愛称を持つ「とんがり山」が、日本全国に数多く存在する。みごとな鋭鋒、そそり立つ岩峰を持つ山をピックアップ。ぜひ、マッターホルン登頂気分を味わってほしい。

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鋭く尖った鋭鋒の先端にあるものは? オボコンベ山

異様なとんがり具合のオボコンベ山(写真/JAC三上さん

宮城県仙台市の西側に、見るからに手強そうな鋭峰を見せている山がオボコンベ山だ。標高は600mにも満たない高さながら、急角度で天を衝く山容は異様で、登るにも躊躇するほど。

ちなみに奇妙な山名は、「赤ん坊(おぼこ)をおんぶした姿に見えること」が由来とも言われる。

見た目どおり登山道は手ごわく、山頂周辺は切り立った崖・急登が続く。登山道は不明瞭な場所もあるので充分に注意したい。山頂は全方向に開けて展望がよいが、非常に狭い。

行程・コース

最適日数:日帰り 4時間10分
総歩行距離:6,269m /上り標高: 608m 下り標高: 608m
行程:登山口(08:00)・・・尾根取付(08:50)・・・尾根(09:15)・・・桐ノ目山(10:00)・・・尾根(10:35)・・・オボコンベ山(10:50)・・・作業道跡出合(11:30)・・・林道(12:00)・・・登山口(12:10)
高低図
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