日本のマッターホルン――、とんがった山に登ろう! 見るからに登りたくなる鋭峰大集合
空を突くような鋭鋒の代表といえばマッターホルンの名前が挙がる。そんなマッターホルンの愛称を持つ「とんがり山」が、日本全国に数多く存在する。みごとな鋭鋒、そそり立つ岩峰を持つ山をピックアップ。ぜひ、マッターホルン登頂気分を味わってほしい。
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「関西のマッターホルン」にふさわしい名峰、高見山
遠方から見ると、美しい山容がひときわ目立つ高見山(写真/おりちゃんさん)
奈良県と三重県の県境にそびえる高見(たかみ)山は、「関西のマッターホルン」という愛称どおり、みごとな三角錐形のとんがり山だ。とくに奈良県側(西側)の木津峠付近から山容は美しい鋭鋒を眺めることが可能だ。
山容こそ鋭鋒だが、激しい岩場があるわけではなく、季節を通して多くの人々に登られる山となっている。
最も人気のある時期は真冬で、樹氷・霧氷が美しい山として知られている。厳冬期に、しっかりと装備を固めて登りたい山だ。
樹氷の時期の登山が人気の高見山(写真/Yamakaeruさん)
行程・コース
最適日数:日帰り 4時間50分
総歩行距離:8,083m /上り標高: 957m 下り標高: 949m
行程:高見山登山口(08:00)・・・小峠(09:10)・・・高見峠(09:40)・・・高見山(10:40)・・・平野分岐(11:15)・・・高見杉避難小屋(11:55)・・・たかすみ温泉(12:50)
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