日本のマッターホルン――、とんがった山に登ろう! 見るからに登りたくなる鋭峰大集合
空を突くような鋭鋒の代表といえばマッターホルンの名前が挙がる。そんなマッターホルンの愛称を持つ「とんがり山」が、日本全国に数多く存在する。みごとな鋭鋒、そそり立つ岩峰を持つ山をピックアップ。ぜひ、マッターホルン登頂気分を味わってほしい。
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威圧感のある「鎧と兜」を一挙に登れる鎧岳・兜岳
鎧岳(右)と兜岳(左)。鎧岳のとんがりも、兜岳の岩肌も迫力十分
険しい山容と共に、山名まで登山者の気持ちを高ぶらせてくれるのが奈良県の曽爾村(そにむら)にそびえる鎧(よろい)岳と兜(かぶと)岳だ。鋭く天を衝く鎧岳と、その隣では迫力ある岩肌をのぞかせる兜岳の様子は、登りたくなるに違いない雰囲気を醸し出す。
鎧武者を思わせるところに由来するとも言われる威圧感ある山容は、標高は1000mに満たない高さの山ながら、登りがいがある。
この「鎧・兜」を一挙に縦走のが一般的だが、見た目と違って兜岳のほうが厳しい登りとなる。
行程・コース
最適日数:日帰り 3時間55分
総歩行距離:7,014m /上り標高: 825m 下り標高: 825m
行程:曽爾村役場前(08:00)・・・サンビレッジ曽爾(08:30)・・・延命地蔵(08:55)・・・兜岳(09:35)・・・峰坂峠(10:05)・・・鎧岳(10:35)・・・峰坂峠(10:50)・・・ヒダリマキガヤ群生地(11:40)・・・葛(11:55)
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