日本のマッターホルン――、とんがった山に登ろう! 見るからに登りたくなる鋭峰大集合

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空を突くような鋭鋒の代表といえばマッターホルンの名前が挙がる。そんなマッターホルンの愛称を持つ「とんがり山」が、日本全国に数多く存在する。みごとな鋭鋒、そそり立つ岩峰を持つ山をピックアップ。ぜひ、マッターホルン登頂気分を味わってほしい。

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CMで人気になった「山陰のマッターホルン」、烏ヶ山

遠方から見ても、そのとんがり具合の迫力がわかる鳥ヶ山(写真/たがよっちゃん

伯耆大山の背後にそそり立つ「山陰のマッターホルン」として知られる烏ヶ山(からすがせん)。サントリーの「奥大山の天然水」のテレビCMで、歌手の宇多田ヒカルが登っている山として、注目された山だ。

その愛称のとおりのみごとなとんがり山で、威風堂々という言葉がぴったりの山容は、見るからに登りたくなる。

登山道の崩落や地震により崩落が続き、なかなか山頂に立てない時期もあったが、現在は新たな道が付けられている。新小屋峠側(東側)のルートを通るのが安全。キャンプ場からの直登ルートは崩落場所にロープを張ってある箇所があり、通行には充分に注意が必要だ。「聖地巡礼」の名の下に登山初心者が訪れる山ではないことは理解してほしい。

行程・コース

最適日数:日帰り 3時間40分
総歩行距離:5,400m /上り標高: 585m 下り標高: 585m
行程:鏡ヶ成キャンプ場・・・南峰ピーク・・・烏ヶ山・・・南峰ピーク・・・1230.5mピーク・・・新小屋峠・・・鏡ヶ成キャンプ場
高低図
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