日本のマッターホルン――、とんがった山に登ろう! 見るからに登りたくなる鋭峰大集合

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

空を突くような鋭鋒の代表といえばマッターホルンの名前が挙がる。そんなマッターホルンの愛称を持つ「とんがり山」が、日本全国に数多く存在する。みごとな鋭鋒、そそり立つ岩峰を持つ山をピックアップ。ぜひ、マッターホルン登頂気分を味わってほしい。

目次

せり上がるように立つ、只見のマッターホルン蒲生岳

南側から見ると、そのとんがり具合はとくに鋭い蒲生岳(写真/大野鳥さん

「只見のマッターホルン」や「会津のマッターホルン」と呼ばれるのが蒲生(がもう)岳だ。とくに南側山麓から眺める山容は、その愛称にふさわしい鋭鋒となっている。標高こそ1000mに満たないが、みごとな三角形の山容は、登りたくなる気持ちいっぱいになるだろう。

登山道は北側から回り込んでも、南側から直登しても登れる。いずれも険しく厳しい鎖場などが待ち受けるが、標高以上の充実感と展望を楽しめる。

山頂からの展望もよく、浅草岳をはじめ、越後の山や会津の山など、全方位の展望を楽しめる。

行程・コース

最適日数:日帰り 2時間40分
総歩行距離:3,014m /上り標高: 532m 下り標高: 532m
行程:会津蒲生駅・・・分岐点・・・蒲生岳・・・ブナ交流広場・・・小蒲生登山口・・・会津蒲生駅
高低図
詳細を見る

関連する登山記録

1 2 3 4 5

目次

今がいい山、棚からひとつかみ

山はいつ訪れてもいいものですが、できるなら「旬」な時期に訪れたいもの。山の魅力を知り尽くした案内人が、今おすすめな山を本棚から探してお見せします。

編集部おすすめ記事