日本のマッターホルン――、とんがった山に登ろう! 見るからに登りたくなる鋭峰大集合
空を突くような鋭鋒の代表といえばマッターホルンの名前が挙がる。そんなマッターホルンの愛称を持つ「とんがり山」が、日本全国に数多く存在する。みごとな鋭鋒、そそり立つ岩峰を持つ山をピックアップ。ぜひ、マッターホルン登頂気分を味わってほしい。
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せり上がるように立つ、只見のマッターホルン蒲生岳
南側から見ると、そのとんがり具合はとくに鋭い蒲生岳(写真/大野鳥さん)
「只見のマッターホルン」や「会津のマッターホルン」と呼ばれるのが蒲生(がもう)岳だ。とくに南側山麓から眺める山容は、その愛称にふさわしい鋭鋒となっている。標高こそ1000mに満たないが、みごとな三角形の山容は、登りたくなる気持ちいっぱいになるだろう。
登山道は北側から回り込んでも、南側から直登しても登れる。いずれも険しく厳しい鎖場などが待ち受けるが、標高以上の充実感と展望を楽しめる。
山頂からの展望もよく、浅草岳をはじめ、越後の山や会津の山など、全方位の展望を楽しめる。
行程・コース
最適日数:日帰り 2時間40分
総歩行距離:3,014m /上り標高: 532m 下り標高: 532m
行程:会津蒲生駅・・・分岐点・・・蒲生岳・・・ブナ交流広場・・・小蒲生登山口・・・会津蒲生駅
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