水面に映える秋色と沢音・・・。渓谷の紅葉に癒やされる登山&ハイキングコース

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紅葉は年によって当たり・ハズレがあるという。紅葉する前に水分が足りずに枯れてしまうことは珍しくない。一方、渓谷・滝などの近くは、紅葉のハズレが少ないという。日当たり・夜の冷え込み・水分という3つの条件がそろいやすいからだ。そこで、水面に映る紅葉の美しさを堪能できる、沢沿い・渓流沿いの紅葉登山コースを紹介する。

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いつ行っても美しい袋田の滝、やはりベストは紅葉シーズン

高さ120m・幅73m、日本三名瀑の1つに数えられる、茨城県・袋田(ふくろだ)の滝。春は新緑、秋は紅葉、冬は凍結による氷瀑と、どの季節に訪れても美しい景観に出合うことができる。

袋田の滝と紅葉の様子(写真/イナゴさん

袋田の滝を起点にして、さまざまな登山が計画できる。紹介しているのは史跡の多い月居山を周回するコースだが、岩稜コースを楽しむ生瀬富士への登山コースや、ずっと南下して男体山まで縦走するコースも興味深い。

袋田の滝周辺の紅葉は11月上旬から中旬。夜はライトアップも予定されているので、山麓泊まりでの登山もおすすめだ。

周辺の山々はカエデが多く紅葉が美しい(写真/Yamakaeruさん

行程・コース

最適日数:日帰り 2時間40分
総歩行距離:8,038m /上り標高: 547m 下り標高: 547m
行程:袋田駅(08:00)・・・町営第一駐車場(08:30)・・・月居山登山口(09:00)・・・月居山(09:30)・・・生瀬滝展望台(10:30)・・・袋田の滝観瀑台(10:45)・・・町営第一駐車場(11:10)・・・袋田駅(11:35)
高低図
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