決定!日本百低山。厳選ガイド10【山と溪谷2024年11月号】
雑誌『山と溪谷』2024年11月号の特集は全国の低山のなかから100座を選定した「決定! 日本百低山」。北海道から九州まで、全国の名低山10座を抜粋して紹介しよう。
目次
青く輝く日本海を望む里山に咲く花の名山角田山(かくだやま)
中部 新潟県/482m
新潟市の南西部に位置する角田山。日本海からせり上がる482m のこの山は、雪解けとともに開花しだす山野草の名山として知られている。特に3月から4月にかけてはオオミスミソウやカタクリが咲き誇り、県の内外から多くの登山者を迎えている。また、新潟市近郊にあるこの山は、花の名山としてだけではなく、新潟市民に愛される里山としての存在も大きい。こんな小さな山であるにもかかわらず、7本ものルートが整備され、春のみならず、四季を通じて山歩きの楽しさを味わわせてくれる。そのなかでおすすめなのが、角田浜海水浴場から登る「灯台コース」。広大な日本海を望む大展望に始まり、急なヤセ尾根、山野草が咲き乱れる林間、そして海辺の里山らしい林を抜けて頂上へ至る。変化に富んだ里山歩きは、「さすが人気の角田山」、と納得必至の内容だ。
(文・写真=星野秀樹)
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プロフィール
山と溪谷編集部
『山と溪谷』2026年1月号の特集は「美しき日本百名山」。百名山が最も輝く季節の写真とともに、名山たる所以を一挙紹介する。別冊付録は「日本百名山地図帳2026」と「山の便利帳2026」。
雑誌『山と溪谷』特集より
1930年創刊の登山雑誌『山と溪谷』の最新号から、秀逸な特集記事を抜粋してお届けします。
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